レイラの願い

練習開始

それから、私は夜まで自分なりに練習してみた。
だけど、まだ良い音色は出なかった。

まだ時間はあるんだ。ゆっくり練習していけばいい。そう思いながら、今日は風呂に入って、もう寝ることにした。

「……でも何でこんないいタイミングに姉さんが来たのかしら」
そう思ったけど、すぐにどうでもよくなり、深い睡眠に入った。