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「レイラがそう言うのなら……ねぇ」
「ルナサ姉さんの言う事を真に受けちゃダメよ?本当は自分より上手いからわざと評価下げてるのよ」
「……そうじゃない。もう少し音を外すところがなければもう少し評価してた」
……ふふふ、やっぱり全員揃うと楽しいわね。会話するだけで楽しくなってくる。
「それじゃあ、レイラ。私たちはもう帰るわ。レイラの演奏が聞けて楽しかったよ」
「それじゃあね~」
「頑張ってね、レイラ」
そういい、姉さん達は消えていった。
「……音が外れるところを少なくすればいいのね」
そう思い、姉さんが少しでも評価してくれた事を嬉しく思い、今日は少し細かいところを練習した。
そうして夜遅くまで練習し、そして深い眠りに入った。
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