EP1 大胆宣言!?

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「え?気になる?でも喋っていいのかな…」 とチラチラ私を見てくる。 …………ほんと、低レベル。 「…そうね。喋りたいなら喋れば?「私が告白されたの覗いたあげく、ここまでついてきた。」って。」 フン。と身を翻して私は自分の席に着く。 「な~んだ。そうだったのぉ?もう!意味深な言い方しないでよね!一!」 と藤堂一に駆け寄る女子達。 「ちぇ~!つまんないの。からかいがいがないなぁ。百合ちゃんは!」 と口を尖らせる藤堂一。 ……ほんと、くだらない男。 私が席について しばらくして、藤堂一の周りにいつもいる女子が私の元に歩み寄ってきた。 「ねぇねぇ春風さん!」 「…?なに?」 コソコソと喋り始める。 ? 「あのさ。春風さんは、一のこと好き?」 …耳を疑った。 「…は?」 「んもぅ!だーかーら!一のこと好き?」 なにかの冗談と思ったけれど、あまりに真剣な目だったので、冗談ではないのだろう。 「はぁ。ありえない。」 「え?」 キョトンとした顔で相手は聞き返してきた。
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