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―――ナマーズ・食堂にて
11主「…なあ、具田君」
具田「何でやんすか?さっきから手が止まってるでやんすよ」
11主「いや…食欲はある。ちょっと具田君の食べてるものに違和感を感じるんだけど」
具田「鎚田さんお手製のこの親子丼でやんすか?」
11主「その君の食べてる親子丼だけど…」
具田「?」
11主「上にたっぷりマヨネーズがかかっているように見えるんだが」
具田「………何を言うと思えば。『親戚丼』に何か?」
11主「その口を塞いでやろうか?何故にして平然とそんなもの食す」
具田「親子丼にはマヨネーズ!これは譲れんでやんす!」
11主「いや、丁重に譲っとけ!」
具田「そもそもアンタの食べてるものの方がおかしいでやんす!」
11主「なんだ?俺が食っているカレーの事か?」
具田「何でカレーにたくわんを添えているんでやんすか!普通は福神漬けでやんす!」
11主「い、いいじゃないか!代用だよ!対して変わらないだろ!」
具田「カレーに対する冒涜でやんす!謝れでやんす!」
11主「何に!?」
具田「カレーの神様でやんす!」
11主「いるか!そんなの!」
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