崩壊

2/2
前へ
/11ページ
次へ
でも私も生身の人間… 疲れてきていた。 季節はいつのまにか冬になっていた。 -鳴り止まない着信 -止まらない自殺願望のメール -必ず家の前にいる最愛なはずの彼氏 私自信病みはじめて、バンドのブログに辛い、もう疲れたと零すようになってしまった。 でも立場上この話を相談出来るのはボーカルだけ。 ボーカルと二人でどうしたらいいのか考えていた。 『もう別れたいやろ?』 『でも死んでほしくない。』 『じゃあ諦めてくれるまで待つんか?』 -できない だってもう私も限界だもん。 …別れよう。 そう決意した。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加