"好き"と言って？

一方、兎が飛び跳ねているのをボーっと眺めながら釣りをしている青年がいた。「釣れないなー……ぽんっ」狸の耳、狸の尻尾が生えている青年。眠たそうな表情しながら飛んでいる兎さんを見ていた狸さんだがいきなり兎が飛ぶのをやめて、どこかに視線を向けているのに気づき、狸もそちらに視線をやれば、ある動物に目が入った。．．．．．．

/277ページ

最初のコメントを投稿しよう！

886人が本棚に入れています

本棚に追加

広告非表示！エブリスタEXはこちら>>