家族
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「はぁっ…」 やっと着いた家。 走ったからか 白い息が綿のように 口から溢れ出て。 びしょびしょの傘を 子猫を抱きながら畳んで。 カチャリといつものように 家の鍵を開けて。 リビングへ急いで 暖房のリモコンに指示を出す。
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