5人が本棚に入れています
本棚に追加
「あっ……た…」
自宅の玄関を開けてまず目に入ったもの、
それはあのぬいぐるみだった。
僕を出迎える様に玄関マットの上を鎮座している。
「よかった」
驚くよりも安心という気持ちが込み上げてくる。
本当に不思議だ。
鞄の中からいなくなったり
家で僕を出迎えてくれたり。
でも怖いという気持ちはなぜたか起こらない。
僕はそれを抱き上げ部屋へ入り
ソファーへと座らせ少し早い夕飯を作る事にする。
まあ、作るといってもカップ麺なのだが。
最初のコメントを投稿しよう!