302人が本棚に入れています
本棚に追加
/316ページ
───…告白された日から一週間。
今日は、学校がいつもより早く終わった。
放課後、私は彼にメールを送った。
✉「今何処にいるん?😃」
✉『今駐輪場😁そろそろ帰ろうかと思って😜』
✉「もう帰っちゃうん?😏」
✉『なぁに、待っててほしいん?😁』
✉「うん、待ってて😌?」
私はそう返信し、親友の里美(仮名)と急いで教室から飛び出し、一階の自販機まで駆け下りた。
✉「今自販機に居るよー😁見えるー😜?」
一階の自販機で、また彼にメールを送った。
彼は私の方をチラ見した。
✉『ほんとだ、居るね😵』
私が今居る一階の廊下の自販機から駐輪場が見えて、そこから彼が良く見えた。
遠く居る彼に、私は手を振りたくてメールした。
✉「手ぇ振っていい?😁」
✉『いーよ😉じゃあ俺、ずっと蘭の事見てるから😁』
ほんとにこっちをガンミしている彼。
(何だか恥ずかしいな…//)
逆に恥ずかしくてもどかしくて、私は彼に手を振れない。
なかなか勇気が出ない。
恥ずかしすぎて、彼の方を見れない私は…
最初のコメントを投稿しよう!