第一章 〃 紅夜叉 〃

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闇夜の森 そこは強大な力を持つ魔物が蔓延る暗き闇の森 一歩入ればただでは帰れない常に死と隣り合わせの危険な森 そんな森に一人の女性が歩み寄って行く エリシア「やっと着いたな …さて、早速調査を開始しよう。」 そう言ってエリシアは闇夜の森に足を踏み入れて行った ??「あれ? また人の気配がするね?」 ??「また調査やら何やらでギャーギャー騒ぎに来たんじゃないのかい?」 ??「ふ~ん この前来た奴等の仲間かな? それにしても今回は一人だけのようだよ?」 ??「さぁな 余程腕に自信が有るんじゃねぇか? この森にぁそんじょそこらの魔物とは違い かなり強い奴が多いからなぁ」 ??「そっか じゃあ確かめて来てよ?」 ??「はぁ!? 何で俺がんな面倒な」 ??「良いじゃないか 俺は弱い奴は興味無いんだ」 ??「はぁ 俺だって興味ねぇよ」 ??「まぁまぁ この前の奴等を好きにさせてあげたでしょ? これくらいの我が儘きいてよ 〃縛兎(バクト)〃」 バクト「はぁ~ 分かりましたよっと!」 ??「強かったら此処に連れて来てね?」 バクト「わぁったよ! ったくぅ 俺が居ない間にあんまり無茶苦茶するんじゃねぇぞ? 〃神無(カンナ)〃」 カンナ「りょうか~い」  
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