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悲しいことに、否、哀しいことなどはなく、エアコンの、冷蔵庫の、または給湯器の起動し鼓動する様には感動は亡いのだが、無機物の生命維持活動はさながらに有機的じゃん。 息が苦しい。遺棄が狂しいとでもいおうか、俺ぁいつもこうやってダマシダマシ内のアンチマジョリティーと衒学をゲロする。差別化なんだよ。悲しいことに、イヤ、哀しいことなどはなく、自慰にほかならないんだろうからね。 自身を傷つけることに刹那的美学があるのだと信じてならない俺である。
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