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「ナツミ、どうする」
仲間の一人が言う
「…纏まって、確実に」
「ああ、けどどれぐらい集めればいいんだ?」
「さあ、2,3個でいいんじゃないかな」
「でも、できるだけもって来いって」
「数より、任務を確実にやるほうがいい」
「…わかった」
「ナツミここから探せる?」
「たぶん、見える」
私は木に登り辺りを見渡した
「1時の方向に13メートル、5時の方向に7メートル、9時の方向に24メートル」
私がいうと仲間の2人と漣が取りに散った
二人と一頭はすぐに帰って来た
「よし、戻ろう」
私たちは難なく1次試験を突破した
次は精神鍛練だった
自分で紙を一枚引きそこに書かれたことを聞かれるが絶対に言ってはならないということだった
つまりどんな尋問にも拷問にも耐えろということだった
これは一人づつのため時間がかかった
私の番が来て紙を引くと好きな食べ物だった
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