見えない想い

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「ただいまぁ…」 「おかえり(笑)」 「龍也さんも今入ったんだから、おかえりじゃないでしょ?」 「ははは…じゃ、ただいまだね(笑)」 「…何で笑うのよ。…コーヒー飲む?」 「うん、俺が入れようか?」 「大丈ー夫」 ニッコリ笑って彼を見ると少し頬が染まっている気がした。 「…それ反則…」 ボソッと言うから聞こえない。 「ん?何か言った?」 「いや…何も。」 こういう雰囲気が好き。 他愛もない話して、彼の笑顔を見れて…でも、聞かなきゃ!! コーヒーを入れながら、さっきの澪との話を思い出した。
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