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「…龍也さん?」
「その…つい…止められなくなって…ごめん。」
「…どうして謝るの?」
「だって…まだ怖いんじゃないかと思って、今まで我慢していたのに…」
「えっ!?…じゃあ、キスしたくなかったんじゃないの?」
「えっ!?…そんなわけないだろ?好きなんだから、いろいろしたくなるに決まってるだろ!!」
「…ぅわ…」
…恥ずかしい。
顔が急に熱くなる。
「…っ、仕方ないだろ?俺だって男なんだから…」
顔を真っ赤にして言い訳する彼…。
「…そこまで言わなくても良いのに…。」
こっちまで余計に照れる。
「…それで、話って何なの?」
真っ赤な顔で言われても…
「いや…どうしてキスしてくれないのか気になっていたんだけど…解決したからいいや(笑)キスも出来たし」
チラッと彼を見ると耳まで真っ赤にして驚いていた。
「…可愛い」
ついこぼしてしまった言葉
「~~~っ、可愛いって言うな!!」
悶えてしまった。
貴重な彼を見ないわけにはいかなくて、じっと見つめると顔を隠してしまった。
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