好きという気持ち

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「ふぅ…やっと終わった」 ため息をつきながら帰り支度をする。 「美波ちゃん…途中まで一緒に帰ろう♪」 「あ…うん。鷹ちゃん家何処なの?」 「美波ちゃんの家の近くだよ(笑)」 「へ~そうなんだ…って…何で私の家知ってるの!?」 「…クククッ、冗談だよ(笑)」 お腹を抱えて笑い出した。 ヒドい…。最近みんなヒド過ぎ。 「…もう一緒に帰らないから…。」 静かにそう言うと、慌てて謝ってきた。 捨てられた子犬のような目で見られると…つい許してしまうじゃないか…。 「ハァ…許すからもう帰ろ。」 「うん♪」
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