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…どれくらい時間が経ったのだろう?
「美波ちゃん…そろそろ戻らないかい?私1人では寂しいのだけど…」
急に隣で声がしてビックリして隣を見ると、社長が笑って立っていた。
「あ、ごめんなさい。風が心地良くて…」
そう言って謝ると笑って会場にエスコートしてくれた。
会場に入り、椹木さんに背広を返した。
その後一時間ほどで会食も終わり、自宅まで送っていただいた。
「今日は付き合ってくれてありがとう」
笑って社長はお礼を言った。
「こちらこそありがとうございます。では、また明日。お疲れ様でした」
こうして彼と出逢った長い1日が終わった。
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