34人が本棚に入れています
本棚に追加
/125ページ
…初めて2人きりでドライブ。
これをデートと呼べるなら、私はすごく幸せ者だ…。
椹木さんはワインを飲まなかったため、ドライブに行くことになった。
「どこに行くのですか?」
と訪ねると
「それは着いてのお楽しみです(笑)。」
と言って口元に人差し指を当てた。
社長も同じ事をしていたなと思い、笑ってしまう。
「えっ!?どうして笑うんですか?」
と彼は恥ずかしそうに頬を染めた。
「社長も同じようなことをしてました(笑)。どうして今日の予定を聞くのか聞いたら、後からのお楽しみですって(笑)。」
社長の真似をして、片目を瞑りながら、人差し指を口元に持っていった。
最初のコメントを投稿しよう!