デート

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…初めて2人きりでドライブ。 これをデートと呼べるなら、私はすごく幸せ者だ…。 椹木さんはワインを飲まなかったため、ドライブに行くことになった。 「どこに行くのですか?」 と訪ねると 「それは着いてのお楽しみです(笑)。」 と言って口元に人差し指を当てた。 社長も同じ事をしていたなと思い、笑ってしまう。 「えっ!?どうして笑うんですか?」 と彼は恥ずかしそうに頬を染めた。 「社長も同じようなことをしてました(笑)。どうして今日の予定を聞くのか聞いたら、後からのお楽しみですって(笑)。」 社長の真似をして、片目を瞑りながら、人差し指を口元に持っていった。
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