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会食の時間に合わせて仕事を終わらせ、社長と共に会場のホテルに向かった。
「緊張しなくても大丈夫だよ。」
社長は微笑みながら私に言った。
「あはっ。緊張してるの分かります?(笑)」
思わずそう答えてしまった。ハッと気が付き謝る私を見て、社長は笑った。
「美波ちゃんは相変わらずだね。(笑)そこが良いところだ。でも、会場では秘書代理として頑張ってよ(笑)」
そう言われて顔が熱くなった。社長が小さい頃の私を知っているからか、プライベートの時や2人の時は、ついつい昔に戻ったかのように話してしまう。
会食の事や他愛もない話をしているうちに会場に着いた。
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