気持ち

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「…椹木さん。はい、あ~ん。」 お粥をフーフーして、椹木さんに差し出す。 「…っ!?何ですか!?」 びっくりした顔は、真っ赤に染まっていった。 「あ~ん…」 と食べるよう促す。 …パクッ 観念したように食べてくれた。 ニコッと笑って私もお粥を食べる。 真っ赤に染まった顔で私を見て、俯いた。 そんな彼を見ながら、お粥を少し食べて薬を飲んだ。 「じゃあ、もう部屋に戻って休みましょう。」 そう言って部屋へと連れて行かれた。 もう少し起きていたかったのに…。
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