気持ち

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しばらくして、彼がお粥を持ってきてくれた。 お粥を食べて薬も飲み、ベッドへ横になると彼が手を握ってくれた。 好きだと伝えたいのに、伝えられない…。 まだ…怖い。彼なら愛してくれるだろう。でも…怖い。 彼の手の温もりに安心して目を閉じた。 「おやすみ…美波さん。」 「おやすみなさぃ…」
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