始まり

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家に帰り、ソファーでボーッとしながらさっきあった事を思い返していた。 …私…椹木さんと付き合うんだよね? …しかも…結婚を前提に…。 嬉しいけど…やっぱり怖い。 プルルル…プルルル… 「…はい。」 「あ…美波さん?」 「…椹木さん?どうしました?」 「…いや。あの…何だか夢みたいで…(笑)本当に…嬉しくて声が聞きたくなって…って俺何言ってんだか。ごめんね(笑)」 「あはっ(笑)。…私も夢みたいです。確かにまだ怖いけど…椹木さんを好きなのは本当です。だから、安心して寝て下さい。明日も仕事でしょう? 私もそろそろ休みます。」 「…ありがとう。何度言っても足りないくらい愛してる…。 おやすみ。」 「私もです…おやすみなさい」 幸せに満たされ、眠りについた。
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