見えない想い

2/10
前へ
/125ページ
次へ
今日は久々に澪と会うことになった。 良く行く居酒屋で待ち合わせ。 仕事を終えて急いで向かうとすでに澪が待っていた。 「ごめん、澪…待った?」 「うん、すごく待った!!」 振り向かずに言う澪… うわぁ…相当怒ってるよ… 「うぅ…本当にごめんなさい…」 目の前に行って頭を下げた。 「ぷ…あはははは…くふふふふ」 「…えっ!?」 「ごめん、ごめん…ふふふっ。私もさっき来たばっかりだから、怒ってないよ」 「…もう、本当に焦ったよ…」 「ごめんね(笑)ちょっとからかっただけ」 ひとしきり笑った澪は、ようやく落ち着いたらしく、乾杯しようと言ってくれた
/125ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加