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お互いの近況報告をしながら、美味しい料理とお酒を飲んで盛り上がった頃、澪が彼のことを聞いてきた。
「…ところで美波、彼とは上手くいってるの?もう1ヶ月でしょ?」
「うん、順調かな…(笑)」
「おぉ!!いいねぇ♪キスとかもしちゃってラブラブなんでしょ?もしかして…それ以上も?」
…あ、れ?私…龍也さんとキスしたことないかも…
「ん?どうしたの?変なこと聞いちゃった?」
俯いてたら、少し心配そうな顔で澪が覗いてきた。
「私龍也さんとキスしたことないかも…。どうしてだろう…私、魅力無いのかな?」
不安が押し寄せて熱いものがこみ上げてくる。
「ちょっ…美波泣かないで…私が悪かった。少し落ち着こ?ね?」
「…ぅん…ごめんね。」
「…彼に聞いてみてもいいと思うよ。彼の気持ちは考えても分かんないんだから…」
「…そうだね。…怖いけど、聞かなきゃ分かんないもんね。…ありがとう。」
いつも澪に助けて貰ってるなぁ…。こんな友達他に居ないよ(笑)
後日、龍也さんと話し合うことにしてこの話は終わった。
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