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2月14日。
「お疲れ様でした~」
「お疲れ様でした!」
スタッフに礼をしながらスタジオを出る二人
時間は既に夜8時
バンに乗り込み、携帯を握りしめたままうなだれるユノにチャンミンは声をかけた
「で?ユチョンヒョンからは?」
「…なぁ。マジで大丈夫かな…」
「珍しく真剣に心配してます?」
「冗談ならどれだけ楽か…。本気で笑えねー。」
「ジュンスヒョンは舞台の共演者の誕生日会だから電話には出られないと言っていたのでジェジュンヒョンに電話してみますか?」
「ジュンスにユチョンの事は聞かなかったのか?」
「ユノヒョンは?二人に電話しました?」
「あぁ…ジュンスもジェジュンもユチョンと連絡がつかないって…。」
「僕もジュンスヒョンからは同じ事を…。一応ジェジュンヒョンに電話してみましょう?」
「あぁ…」
チャンミンは素早くジェジュンの番号にかけた
「チャンミンです、はい…。はい…、……は?」
様子がおかしいチャンミンにユノは焦りを感じた
「なんだ!どうした!?」
静かにしろと合図をされたがユノは落ち着かなかった
「はい………。わかりました、はい。お願いします…」
表情の暗いチャンミンにユノは詰め寄った
「ユチョンに何かあったんだろっ!?なぁ、そうだろっ!?!?」
「落ち着いて下さい。…今、ジェジュンヒョンとユチョンヒョンは一緒です。」
「なんでだよ…」
「ユチョンヒョン…、自宅で20錠ちかい睡眠薬を服用したって…」
「え………?嘘…だろ…」
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