ある日の朝

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何だかんだ言って朝食を取り、家を出る。 『ヤッベ!遅刻しちまう!!!』 ヒカリは足の動きを早める。。。 商店街を抜け、川沿いの道を走り抜ける ―――その時・・・・。 青空から何か落ちてくる 『なーんだありゃ?』 『ヒャアアア!!!!!』 こっちに落ちてくる・・・・!!! ――――ッザバン!!!!!! 川の水が予想以上に飛び散った―――。 『ッ!?大丈夫か!!!』 必死に走る―――。 そこで見た物。 夢?現実?どっち?? ヒカリの頭は真っ白になる。。。。。 見た事のない服装、髪の色はピンクに近い色だ 背中には小さな羽がある 『人間・・・・?』 『あっちゃー。服がびしょびしょだよぉ・・・・。』 『何者なんだ・・・・?』 『んぁ?私は【ルル】よ。ちょっと足場踏み外しちゃってさ~、困ったなぁ。』 『足場?どういう事だ?』 何がなんだかサッパリ分からない。 『ゲッ!此処って空じゃないの!?あちゃー、じゃあ貴方人間かぁ。しばらく戻れないなぁ。』 『空?人間?サッパリ意味が分からない。お前人間だろ??』 『あのねぇ、私にはちゃんと【ルル】って名前があるの。あと、貴方と違って馬鹿な人間じゃないの!』
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