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ガジルの肩に乗りながら聞くリリー
「これってもしかして」
ガチガチになるウェンディー
「ドラゴン」
武者震いが止まらないガジル
魔法陣のなかから出てきたのは………
小さな少年だった
「あれ……シキ兄ぃが土……下…座ぁぁあ!!!!!」
「落ち着けぇ坊」
「だがよータイガー!!」
「まさか!!あれって………エクシード!?」
「キロ!!タイガー!!なんでここに」
動揺を隠せないシキ
怒りを抑えきれないキロ
「あんたか……じい様!!」
「坊!!落ち着きなせー」
「駄目さ!!もうこいつは抑えきれないよ」
「ジャンまで!!」
<地竜の………
「ヤベー!!」
「ナツ!!ガジル!!ウェンディー!!向かい打て!!」
焦って指示をだすシキ
<天竜の……
<鉄竜の……
<火竜の……
<<<<咆哮!!>>>>
力は打ち消しあい消滅した
「おい貴様!!行きなり何をする」
前にでるリリー
「すいあせんうちの坊が」
着地して頭を下げるタイガー
「虎柄なのに……猫……プッ」
思わず笑ってしまったハッピー
「アハハ面白いでしょう」
笑いながらキラリと見せる背中の刀に気がつくリリー
「おさめろ!!謝れ青猫」
「ごめんね」
「わかればよろしい…まぁあっしが虎猫ならお主はド〇〇もんだな」
ガーン!!
「なんかよくわからないけど傷つく!!」
「ボス大丈夫かい?」
「キラまで……」
顔を下げるシキ
「こやつらがお前のもう一つの家族か?」
険しい顔をするマカロフ
「はい」
再び顔を上げるシキ
「ドラゴン…スレイヤー……!?」
ガチガチになりながらいうウェンディー
「だったらなんだよ!!それよりシキ兄ぃを返せ!!!!」
怒りがおさまらないキロ
「坊!!!旦那何故頭を土下座をしてるんです?」
キロの怒りを抑えようと質問するタイガー
「それはこの人が俺の父そしてお前らのゴッドファザーだからだ」
立ち上げり説明するシキ
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