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レジにお客が来たので、話を止めて仕事に集中した。
「いらっしゃいませ」
ちらっと見た時計が7時を示してた。
「橘、長野上がっていいぞ」
店長に声をかけられた。
時計は9時を指していた。
「はい、お疲れ様です。」
裏には簡単な事務所と、ロッカーがある。
着替えを簡単に済ますと、いつの時代からあるか分からないボロボロのソファーに座った。
カチッ
フゥー
タバコを一口吹かした。
「えっ!橘さんタバコ吸うんですか!」
着替えを済ました祥子が驚く。
そういえば、松岡も同じ反応していたな。
三年タバコを止めた。
でも、今日吸ってからまた吸いたくなった。
気づけばバイト行く途中で買っていた。
「なんかイメージになかったけど、橘さんが吸うとカッコイイですね。」
「ハハッ…中学生みたいな感想だな」
「えっ、ひどいですよぉ。童顔気にしてるのに」
いやっ、童顔は関係ないのだが…
二人でソファーに座って話した。
「長野、この辺にスーパーとかある?」
知佳に作ってやる食材を買わなければならない。
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