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「まさっ!!」
松岡の怒声で我に返る。
「えっ…」
「えっ、じゃねぇよ。どしたんだよ、急にぼーっとして」
「どしたの?雅彦?」
いつの間にか知佳が手を握っている。
あれっ…今俺…
呆れ顔で松岡が俺を見る。
「ホームで突っ立てたら、邪魔だぜ。危ないしな」
「おっ、おう」
俺は知佳に手を引かれホームのベンチに座らせた。
「雅彦どうしたの?体調悪くなったの?」
「熱でやられたか?」
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