アイスと縁側

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   太陽はすでに真上にのぼっている。  縁側に投げ出された足が、日焼けで真っ赤になって、ヒリヒリと痛む。風呂がつらいな、などと考えながら、僕こと、内藤ホライゾンは畳を右へ左へ転がっていた。 ( ^ω^)「おー……。アイス食べたいお」  ちなみに僕はバニラアイスが大好きだ。なんだかんだ言って、一番おいしいと思う。 ( ^ω^)「誰かいないかおー?」  一分、二分と待ってみたが返事がない。誰もいないようだ。……って当たり前か。僕は一人暮らしだ。仕方ない。面倒だが自分でアイスを取りにいこう。
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