地の底へ

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「俺か?フフ…我が名は、グランドールと言ったとこかな?聴いても意味ねーのによ…馬鹿か。なぁ、坊っちゃん…俺について来いよ?坊っちゃんの母さんと父さんに逢わせてやる。来ねえのか?来いよ....ぐはっ」 モノは、王子の前から消え去った。代わりにモノよりも残酷で冷酷で…兎に角、怖そうな奴が立っていた。王子の前から消え去った、モノは何処に行ったのか…考えてしまった。 「残念。坊主。さっきのモノは我が喰った。旨かったぞ?坊主の親を喰ったのはさっきのモノだろうなぁ。さぞかし旨かったことだろう……しかし、坊主も我に喰われる運命。」 王子は静かに後退りした......が、さっきの化け物は王子を捕まえてしまう。
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