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「イケメンとハグやキス出来たいい思い出です」
私はふふ、と笑って言う
そうでも言わなきゃやっていけないよ
「んで、かばうんだよ!
………お前もしかしてまだ…」
先生が何かいいかける
でも途中で止め、私を離して「そっ。」と言った
顔はいつもの無表情だけど声はいつもより冷たい
「先生…?」
私は心配になって先生を呼ぶ
「お前案外平気なんじゃん。
心配して損した。
まぁ最近の高校生ってそんな感じだもんな」
「え、せんせ…」
「俺、戻るわ
お前も杉山に連絡して戻れ。
じゃーな。」
私の声を遮りスタスタ歩いて行った
高柳…先生?
どうしたんだろう?
もしかして、私、高柳先生にも嫌われた?
また胸がズキズキと痛みだした
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