分からないココロ

13/21
前へ
/159ページ
次へ
「えーっと…。」 私は肯定も否定もせずだまりこむ。 すると先生の顔がみるみる怖くなっていった。 「なんかまこ、むかつく!」 えぇ! なんでむかつくのぉ!! 私、なんかしたっけ? あたふたしてると先生がベッドに腰かけて私を見てきた。 「な、なんですか?」 「まこは………… 俺が好きじゃないの?」 「………*△!%?///」 な、何いってんだ、この人は。 「ね、違うの? あの告白は嘘だったの?」 ……………。 嘘なんかじゃない。 三上先生のことは好きだ だからうなずけるはずなのに… 体が動かない。 しばらく無言が続く。 「ノーコメントか。」 三上先生はそう言って悲しそうに笑った
/159ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1265人が本棚に入れています
本棚に追加