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作戦 その③
エロエロ大作戦
葉月が副会長の部屋からもってきたえっちな本を先生に見せてニヤニヤさせる
本は目を覆ってしまいたくなるくらい過激
あの副会長がこんなのを…と思うと驚きを隠せない
｢で、葉月これどうすんの？｣
｢生徒会室の本棚に入れる｣
｢えっ？
見つかったら没収だよ？｣
｢没収しちゃえばいいのよ
私がいるのに、こんなん見てた罰なんだから
ふん、貧乳で悪かったわね｣
なんかよく分かんないけど私とは無縁の話だ
葉月、恐るべし！
会長にバレたらまずいので会長が帰った後を狙う
この日はちょうど生徒会室に先生と私と葉月と副会長だけが居残りで残っていた
私達は先生が資料を探すタイミングをうかがって本棚にスッとまぜる
表紙には｢学校問題について｣というカバーをつけといた
先生は本棚にいき、
あの本を…手に取ったぁ！
中のページを開く
一瞬びっくりしていたがすぐ本を閉じて副会長の元に向かっていった
｢おい、鈴木。｣
｢はい…。｣
｢これ、お前のじゃないの？｣
先生が本を差し出す
｢え、なんで…？｣
｢お前、こんなんばっか見てないで彼女にも興味もってやれよ｣
｢え、は？
どういうこと？｣
副会長が葉月を見る
葉月は赤面しながら副会長をドンっと叩いて出ていった。
｢葉月！｣
副会長がおう。
｢葉月、副会長！｣
私をおいてかないでー！
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