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「へぇ…
俺の話も聞かずに三上を見てたとはいい度胸だ」
先生の顔がひきつっている
「先生、そんな顔したらイケメンが台無しですよ」
「てめぇ、いつから俺の前でそんなおべっか使えるようになった?」
「おべっかって私はほんとのことを…」
「昔のお前はそんなやつじゃなかったぞ!
俺に慣れてきやがって」
「だって先生優しいから」
「はぁ…………
そんなこと言われたら怒れねぇだろうが…」
先生はソファーに座り込む
そのとき私はあることに気づく
「そう言えば先生って初めて学校にきたときから三上先生のこと三上って呼びますよね?
昔からの友達とかなんですか?」
「この場に及んでまだ三上の話するんかい。
まぁいいけど…。
三上は大学時代の後輩」
「あ、そうだったんですか」
じゃあ先生は大学時代の三上先生を知ってるんだ
知りたい…!
素直に気持ちが言葉に現れる
「昔の三上先生ってどんなだったんですか?」
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