先生の秘密

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「ちょっと先生、何してるんですか?」 「なにってお前、どうせ俺の話聞いて、三上に会いたくなくなったんだろ? だから無理やり連れてくんだよ!」 先生は片手で化学教官室に鍵をかけながら話す 必然的にもう一方の手のみで私を支えていることになる おもくないのかな? 「先生、重くないんですか?」 「あっ?重いにきまってんだろうが」 ………………(-"-;) 「降ります!! 降ろしてください」 足をぶんぶん振り回して暴れる 「危ねぇだろうが! 暴れんなよ だいたい降りたら逃げるだろ」 「逃げません だから降ろしてください」 先生は私の顔を見たので私は逃げませんよ、って顔したけど… 「…………いや。 信用できない」 信用できないって! こんなん誰かに見られたらどうすんのよ? 私はしばらく暴れたがどうやっても先生が降ろしてくれる気配がないので、大人しくすることにした 私の体重はかなり重い だから途中で体力の限界が来るだろうと予測して。
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