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お昼休み
私は葉月と中庭でお昼を食べる
「まこ、今日の朝のこと。
お腹痛いって嘘でしょ?」
「えっ…!
うぇ、ごほっ…ごほ」
いきなりの指摘に驚いて卵焼きがのどにつまる
「やっぱかぁ!
ぷっ!分かりやす
ほんとのとこは何があったのよ」
「実は…」
私は三上先生のことから何から話す
「へぇ~。
高柳先生ってやることかっこいいよね」
「そう?」
「そうよー!
なんか男らしいって言うかさ、」
「……………。」
「ちょっと、まこ聞いてる?」
「……あ、うん。」
「あんた三上先生のこと考えてたでしょ?」
「えっ?なんで分かったの?」
「はぁ…………。
ほんと好きねぇ」
「だって…」
「まぁいいことよ
最近のまこ可愛くなってるし」
「またまたぁ!」
「ほんとよ!
でもその、三上先生の大切な人って気になるね」
「うん…」
「あ、先生達って大学どこだっけ?」
「え、なんで?」
「いいから!」
「たしかぁ…啓王大学だったと思う!」
「啓王かぁ…
私の親戚が通ってた学校だ。
ちょっと聞いてみるわ」
えっ!
葉月ナイス!!
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