出会い

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「最後はここ、体育館です 今は入学式が行われてるんですがこの後に着任式があります なんで裏で待機してましょう」 「はーい。」 三上先生が笑顔で手をあげる 現在最後の体育館に案内中。 トラブルもなく、無事終えられた。 「伊東!」 そのとき、後ろから会長の声がした 私は後ろを向くと会長がこちらに走ってくる 「うわぁ、すっげー可愛い。」 三上先生が目を見開いて声をもらす まぁ美人だからそうなるのも無理はない 高柳先生は相変わらず無表情だけど。 「すいません。 生徒会長の篠田愛子と申します うちの伊東が失礼なことしませんでした?」 会長が私達のところに着いてから先生達に聞く 「全くしてませんよ。」 三上先生が笑顔で答える これで何か言われると、後で雷が落ちるので三上先生の言葉にほっと胸をなでおろす 「そうですか。 それは良かった。 ここからは私が案内致しますね 今から着任式が行われます。 行きましょう 伊東、あなた司会でしょ? 早く行きなさい。」 あっ!そうだった。 司会じゃんけん負けたんだった 「はい。」 私は忘れたことを悟られないように冷静を装いながら歩きだす
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