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でもちょっと目が赤い先輩を見て、先輩なりの照れ隠しなんだな、と思った
「私はデブスの胸でも良かったらですけどね」
私はあわてて付け足す
調子のるな、って思われたら嫌だし。
「大歓迎だよ」
先輩がにっとほほえむ
とりあえず、喜んでもらえたのかな?
「ちょっとなに二人で楽しそうにしてるの?」
葉月が副会長とやってくる
仲良く手を握りながら…。
「まこちゃーん!」
それを見てさっそく胸を借りる先輩
さっそくかい!
でも心強い仲間が出来たな。
少し嬉しくなった
「どうしたの?一哉
今からね、コンビニでガム買おうと思ってるけど、二人も行くよね?」
キョトンとしながら副会長が話す
「あ、はい。」
がしっと私に抱きつきながらすねてる先輩の代わりに私が答える
「うん、じゃあ行こうか。」
副会長と葉月は手を繋いだままコンビニへと行く
「桜井先輩、行きますよ!
離してください!」
「ん~…」
先輩はなかなか離してくれない
「それじゃ葉月が好きってばればれですよ。」
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