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更に咎められて、少女も今度は素直に謝った。 やれやれ、というように肩を竦めると詩織にまた向き直り―― 「俺は若月 零。こっちは娘の梨咲(リサ)。 ごめんね、リーサが迷惑かけちゃって。えっと…」 「あ、詩織です。川合 詩織。こっちこそ勘違いしちゃってごめんなさい」 自己紹介と共にあっさり頭を下げたイケメンにすっかり恐縮した詩織もまた頭を下げた。 下げたままの頭の上からクスリと笑い声が降ってきた。 「でも俺もビックリしたよ。 リーサ探してたら急に引っ張って行っちゃうから。変態親父かと思ったら女の子だし」
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