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僕は避けるべきケースがあるんじゃないかと思い少し愕然としながらも聞くことにした
「え~と、じゃあいくつか質問、していいかな?」
「は、はい」
「質問1
僕は吸血されたからヴァンパイヤになっちゃった?」
「いえ、それはなってません」
良かった、これが1番心配だった
「じゃあ質問2
僕は突然変異とかしないよね?」
「し、しません
してましたらとっくに変化してると思います」
えっ? 何その言い方……過去に突然変異とかした人とかいるってこと?
「じゃ、じゃあ最後に質問3
僕の生活に変化とかない?」
「はい………」
はあ~~、良かったぁ
何の以上もな…
「ただ……」
女の子は言葉を濁らせながら言った
えっ? まさか何か他にあるとかじゃ……
超恐る恐る聞いた
「た、ただ…?」
「ただ…ヴァンパイヤには掟があります
あなたにはそのヴァンパイヤの掟に従ってもらいます」
「お、掟ーーーー!?
…あ、あの…掟とは……」
女の子は顔全体を赤くしながらも頑張って言った
「あ、あなたを私の婿として向かえます」
女の子はリンゴよりも真っ赤になりながら手で顔を覆い隠した
「……………」
ニコッ
「~~~~~~~~~!!!」
カァーッ
「………ノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
こうして僕は興味のある妖である女の子、紅奈と出逢ってしまった
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