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「しっかしよー、あまりにも平和で退屈だな。 なにかこうパッーって面白い事が起きないかねぇ」
魔理沙が伸びをするように手を広げる
「そんなこと言ってたら本当になにか起きるわよ」
「面白ければ、全然かまわないけどな」
「はぁ…。まぁ良いけど」
ひとつため息をつき
霊夢はお茶をすすり、桜を眺める。
すると突然
ぼーっと桜を眺めていた
霊夢の目が突然鋭くなった
「………」
「どうした霊夢?」
霊夢は魔理沙の問いに答えず
ただまっすぐ桜を見据えた
魔理沙もそれに習い
体を起こし桜を見つめる。
二人の視線の先
そこには
先ほどまで春のそよ風に
揺れていた桜ではなく
光輝く何か
が存在していた
「ほら、いわんこっちゃない。アンタがあんなこと言うから、桜がおかしくなっちゃったじゃない」
「うーん。口は災いの元って奴だな(笑」
「(笑)じゃないわよ。どーすんのよあれ?」
「どーするも何も、私のせいじゃないしなぁ」
「しかも何?あの膨大な魔力は? うわ、しかもどんどん増えてるし」
「もしかして、爆発とかするんじゃね?(笑」
「アンタ…そんなこと言ったら本当に…」
爆発するわよ
と霊夢が言うかいわないかのうちに
光輝く何かは
その輝きを急激に高め
轟音を響かせ爆発した。
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