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「おはよ、直哉」
「直哉!起きろよ」
人が気持ち良く眠っている時にそれを妨害したこの声は───
「んあ…おはよう安奈(あんな)」
中学から一緒の安奈と
「俺には挨拶無しかい。」
同じく尚之(なおゆき)だ
「あれ?挨拶しなかったっけ?」
俺は軽く尚之に冗談を言いながら席を立ち
一緒に食堂近くの自販機に向かった
「あたし緑茶~」
自販機に着くなり安奈が緑茶をご購入
「相変わらず緑茶とかおばさん臭いよな」
「え~?直哉には言われたくないよー」
辺りに差し込む明るい朝日
「えっ?何が」
俺は買ったブラックコーヒーを開けながら返事した
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