第二章

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「・・・で、俺達はなんでここに呼ばれたの?」 お菓子に夢中のアカバって人と、そのアカバにくっついてさっきからずっとうつ向いているカズって子はほっといて俺は目の前に座ってる男の子に聞いてみた。 「正直俺もなんにも聞いてないんですよ。とりあえず5人そろったら見ろって言われてる映像があるんで、それ見てみましょう。」 そう言って彼はパソコンを準備し始めた。 ・・・・・・ん?5人? 今は、えーと、いーちにーさーんしー。 ・・・どう数えても4人しかいねぇよな。 「5人そろったらって、4人しかいないよ?」 俺が不思議に思ってると、口をもぐもぐさせながらアカバが俺が疑問に思ってることを男の子に聞いた。 「1人は今別の部屋にいます。その人には俺から後で伝えるんで大丈夫です。」 もくもくとパソコンを準備している男の子が質問に答えた。
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