はじまり

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友達の名前は秋山輝。高校の元同級生で今は工場に勤務する会社員。 「遅かったな日影。寄り道してただろ?そこで」 輝の横から女の子の一人が話に割り込んでくる。 「買ったのはタバコ130番キルブースト……ですよね?」 俺は見透かされた様に恥ずかしくて頭をかきながら悪態をついた。 「ああ。毎日買ってるんだからわかるのは当たり前だろ」 輝は2人の様子をみて笑っている。 「何だ。紹介しようと思ったのに面識あったのか。」
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