黒の下着

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黒の下着

本田さんは 大阪府下の市営団地に住んでいる 当時40歳前後 某警察署内の留置場に夜中に、収容されて来た。おーい西田!! なんゃ~うるさいなぁ~ おぅ すまん 起こして悪いけど、面倒見たってやぁ。 ちぃっ(舌打ち) おぅ!! ガチャガチャ 青い布団と黒色の枕 臭い毛布を持った 小さな おっさんが立っていた。 俺は優しく言った。おっちゃん そこに布団ひいて、早く寝なさい(笑)トイレそこやから(トイレの方向を指差す て(笑)見えてるけど 基本 強化プラスチックやから)おっちゃんは泣いてた・・・どないしたん? 見ると 顔、特に目が 腫れ上がってた。おっちゃん 痛いんか? 大丈夫か? はい・・大丈夫です。 そうか ほな もう寝なさい おやすみ・・おやすみなさい ・・明くる朝 おはようございます。 はい おはよう(笑) とりあえず 朝の流れを 教える 1 布団を直す 2 部屋の掃除 3 洗面 4 朝食 5 運動(煙草 2本)6 9時30分ごろから 取り調べ その流れを 教えた 俺は、おっちゃんどないしたん?て 聞いた。
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