最初のひと
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屋上に入る為の扉を開けると一陣の風が体を触った いつもの変わらない風景… 目が痛くなる程の青い空… 白い建物 白いビル群 そんな景色を見ながら男は口を開けた… 「僕には探し物があるんだ…」 男は優しい声で少女に言った
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