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教室に着くと
たくさんの女子生徒が
エース、ジャック
アーク、シャノン
を見てキャーきゃー叫んでいる。
ちなみにノアは
2年生なので違う教室だ。
《シャノン》
「うるさいよぉ~」
口を膨らましていった。
エースの顔は引きつっているが
手をふっている。
ジャックは聞いていない。
不意にアークがシャノンに言った。
《アーク》
「テストだぞ~」
《シャノン》
「マジで!?」
シャノンは予想通りの反応をした。
《シャノン》
「ヘッヘッヘッ…
こんな時のための六角鉛筆さ!」
シャノンの六角鉛筆には
1~6までの数字が書いてあり
シャノンが転がすとほぼ100%当たる。
《アーク》
「ある意味やりてか?」
《エース》
「やりてだ」
そして、一時間目テスト科目国語
シャノンは絶望した。
《シャノン》
「何故だ!何故記号がない!?」
《前先(前田卓先生)》
「シャノン!テスト中だぞ」
選択問題は一問足りともなかった
シャノンは、放心状態のまま
一時間を過ごした。
一時間目終了
《エース》
「国語出来た?
余裕だったな。あれぇ?…」
珍しくエースは勉強してきていた。
《シャノン》
「神様のバカヤロー!」
シャノンは、机を殴っていた。
《アーク》
「落ち込むなって。」
シャノン、ドンドンドン
まだ顔を伏せて机を殴っていた
《アーク》
「やかましい!」
二時間目テスト科目社会
マークシート
《シャノン》
「ヨッシャ~!」
《前先》
「こら~うるさいぞ~」
「それと、誰だ
こんなことしたやつは~。」
前先の頭の上には黒板消しが乗って
白いチョークの粉もついていた。
…一時間後
《シャノン》
「神様バカヤローと言ったのは嘘です
アレはアークが言えって言うから…
そうです脅されたんです!
すいませんでした。」
アークがあきれた顔でいった
《アーク》
「おい」
《エース》
「木戸哀落なやつ」
《ジャック》
「字が違う…」
《アーク》
「次は理科だ…
あと五分あるこれ覚えとけ」
「水を分解すると
「2H2O→2H2+O2」
になる。これは、出るぞ多分」
そして、三時間目が始まった。
《シャノン(心の声)》
「うわ!出た!」
…一時間後
《シャノン》
「凄いよアーク!
ホントに出ちゃうんだもん」
アークは誇らしげにいった
《アーク》
「だろ?ちゃんと書いたか?」
《シャノン》
「2H2O→2H+O2ってかいた」
《アーク》
「違うそれ2がでかい」
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