1715人が本棚に入れています
本棚に追加
魔法は
赤魔法
青魔法
白魔法
黒魔法
の四つが主である。
赤魔法は火。
青魔法は水。
黒魔法は闇。
白魔法は風、光。
火の魔法を使う者は、赤魔導士。
水の魔法を使う物を青魔導士などという呼び方をした。
この『元素魔法』と呼ばれる五つの魔法の他に、まだ魔法は存在する。
そもそも、魔法が使えたのは国家親衛隊でエルフの肉を食べた64人であった。
エルフの能力である『魔力を分け与える』という力が、エルフを食した人間も手に入れることが出来たのだ。
魔力を分け与える方法は……遺伝子を与えること。
簡単に言えば、魔力を持つものが子を作れば、その子供も親と同じ魔法が使えるようになる。
例えば───
火の魔法が使える男性と、魔力を持たない女性が子供を作ると、その子供は火の魔法が使える。
しかし…遺伝子で魔力を得る人間らしい、こんなことが起こる。
火の魔法が使える男性と、水の魔法が使える女性が子を作れば……その子供はどうなるだろうか?
使える魔法は二つ、火と水の魔法。
プラス…火と水を混ぜた、温度を操る『熱』魔法が使えるようになる。
水と風の遺伝子を受け継いだなら、天候を操る『嵐』
光と風なら『雷』
このように、元素魔法ではない、遺伝子の混合によって生まれた魔法を『混合魔法』と呼ぶ。
最初のコメントを投稿しよう!