魔法と歴史

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魔法は 赤魔法 青魔法 白魔法 黒魔法 の四つが主である。 赤魔法は火。 青魔法は水。 黒魔法は闇。 白魔法は風、光。 火の魔法を使う者は、赤魔導士。 水の魔法を使う物を青魔導士などという呼び方をした。 この『元素魔法』と呼ばれる五つの魔法の他に、まだ魔法は存在する。 そもそも、魔法が使えたのは国家親衛隊でエルフの肉を食べた64人であった。 エルフの能力である『魔力を分け与える』という力が、エルフを食した人間も手に入れることが出来たのだ。 魔力を分け与える方法は……遺伝子を与えること。 簡単に言えば、魔力を持つものが子を作れば、その子供も親と同じ魔法が使えるようになる。 例えば─── 火の魔法が使える男性と、魔力を持たない女性が子供を作ると、その子供は火の魔法が使える。 しかし…遺伝子で魔力を得る人間らしい、こんなことが起こる。 火の魔法が使える男性と、水の魔法が使える女性が子を作れば……その子供はどうなるだろうか? 使える魔法は二つ、火と水の魔法。 プラス…火と水を混ぜた、温度を操る『熱』魔法が使えるようになる。 水と風の遺伝子を受け継いだなら、天候を操る『嵐』 光と風なら『雷』 このように、元素魔法ではない、遺伝子の混合によって生まれた魔法を『混合魔法』と呼ぶ。
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