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「痛いですか?」
「そりゃ痛いわ!」
「そうですか。クスッ」
あ、コイツ今笑いやがった。
「まあ、私もちょっとやり過ぎてしまったかもです。今治しますね。えいっ」
女の声がそういうと、何が起こったか、痛みがみるみるうちに引いていき、完全に治ってしまった。
「まだ初級の"癒"ですけど、なかなか使えるんですよ」
声が得意そうに言う。
てか、この声の正体って・・・・・・
「愛知?」
「はい、私は愛知姫花ですよ~」
治った目を開く。
そこには笑顔で俺を見る、愛知の姿があった。
・・・・・・なんかわけわからん風景と共に。
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