序章

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まあ、取り合えずそんな子に呼び出されたとあって、昼からテンションメーターが吹っ切れっぱなしである。 でも不思議なことがひとつ。 俺、愛知とそんな喋ったことないんだよなぁ。 喋ったといっても、せいぜい消しゴムを拾ってやったぐらいか。 高嶺の花だと、手を出すのも諦めてたしな。 ・・・・・・もしかしてこれ、マジで果たし状なんじゃなかろうか? やっぱ鉄パイプ持ってくるべきだったか。 と、くだらないことを考えているうちに、もう屋上へと続く階段の下についてしまった。
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